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素敵な老婆の言葉
スクラップを整理していたら、とても大事な記事が…
ある老婆の言葉
「ありがとう」とはどうしても言えないことでも「ありがとう」と言うのです。
それは蒔いた種を刈り取っているのだからです。
人間は自分の身辺におこるすべてのことがらを肯定し、感謝できるようになるために人として生まれてきたのです。
もう90歳に近いおばあさんの話ですが、その方は「何でもかんでもありがたい。踏まれても蹴られてもありがたいのです」とおっしゃるのです。
「なぜ踏まれて、蹴られてありがたいのですか?」とたずねましたら、
「90年近くも生きてきて、人様に踏まれたり蹴られたりするのなら、それは私が踏まれるような、蹴られるようなことをしてきたのです。
蒔いた種から芽が出たのです。私の目が黒いうちに、私の口がきけるうちに、その方の目をしっかりと見て、心から『わるうございました。許して下さいませ』と申しあげることができます。ありがとうございます!」とおっしゃいました。
巷には、啓蒙される言葉や宗教など多くの教えもありますが、
この文章・この老婆の方の生き方、本当に含蓄のある言葉ですね。
このような心がけを私も持ちたいと思います。